本文へ移動

掲載記事・視察レポート

視察レポート

よしもと幕張イオンモール劇場ワークショップ「お笑いライブの作り方」(2026年7月号掲載)

2026-07-06
NEW
文=(公財)日本修学旅行協会 編集部 中出 三千代

月刊「教育旅行」2026年7月号掲載
※本記事中の情報は執筆当時のもので、その後変更されている場合があります。
最新情報は問い合せ先にご照会ください。

東京ディズニーリゾートの最寄り駅、JR京葉線・舞浜駅から蘇我方面に約20分、幕張豊砂駅前に大型ショッピングモール「イオンモール幕張新都心」がある。幕張メッセやZOZOマリンスタジアムなどにも近いこのモール内で、毎日お笑いライブを開催しているのが「よしもと幕張イオンモール劇場」(定員305席)だ。1日2~4回お笑いライブがあり、テレビでもよく見る芸人さん達が漫談・漫才やコントを披露している。

この劇場では、団体予約を受けているほか、学生団体向けの職業体験型ワークショップ「お笑いライブの作り方」が用意されている。先日、その視察会に参加させていただいた。
ワークショップは実際の舞台を使って行われる
芸人さんが面白く進行・説明してくれる
ワークショップが開催されるのは、平日14時からのライブの前、12時30分から13時15分までの45分間。劇場の中で、お笑いライブの芸人さん達が登場する舞台を使って行われる。

この日の進行はピン芸人のタケトさん。まず、お笑いライブ(芸人が次々に登場してネタを披露する寄席形式)がどのように作られるのか、それを支えるスタッフの役割などを、芸人さん目線で面白く説明してくれる。照明や音響、映像など生徒が想像しやすい役割以外にも、制作、舞台監督、構成作家など、1つのライブが作られるまでには、多くの人々が関わっていることがわかる。

次に、具体的に音響や照明、映像などが、ライブでどのような演出を担っているか、実際の音楽・効果音や照明、映像で表現される。盛り上がる演出には欠かせない要素が、プロの技によるものだと感心した。

その後、その演出に乗って、2015年M-1王者の人気漫才コンビ、トレンディエンジェルが登場。会場が大いに盛り上がる瞬間だ。短いネタを披露した後、芸人という職業の楽しいところや苦労などを話してくれた。会社員などとは違い上下関係がほとんどないこと、楽屋がいつも楽しいことが芸人の良いところ、というコメントには納得。また、舞台に立つ時間よりも待ち時間の方がずっと長いという職業も、確かに珍しいと思った。

最後に、お客さん数人が舞台に上がり、即席の漫才コンビの登場シーンを演じてもらった。音響もお客さんに操作してもらい、お笑いライブを一緒に作る。写真や動画撮影も可能で、生徒達には楽しい、忘れられない体験になるだろう。そして、この後に観るお笑いライブの見方が変わり、その裏側を支える人々の姿も想像できるようになるのではないだろうか。
ワークブックも用意されている
このワークショップは平日限定で、費用は1人3、500円(14時からのライブ鑑賞も含む)。事前・事後学習に活用できるワークブックもある。また、吉本興業が運営する他の劇場でも、修学旅行生向けのプログラムが用意されている。

修学旅行で舞台鑑賞を行程に入れる際は、舞台をただ楽しむだけでなく、キャリア学習にもつながるワークショップも組み込んでみてはいかがだろうか。

【施設概要・問い合せ先】
よしもと幕張イオンモール劇場
千葉県千葉市美浜区豊砂1―1 イオンモール幕張新都心 グランドモール3階
※団体バス・大型バス駐車場完備
アクセス :JR京葉線「幕張豊砂」駅から劇場入口まで徒歩7分。東関東自動車道「湾岸習志野IC」・「湾岸千葉IC」からすぐ
よしもと団体販売センター
TEL: 0570―064―489(10時~18時)

TOPへ戻る